緑内障の構造的分類
緑内障といっても一つの原因ではなく、一つの様態を表しているのではありません。そして、分類の尺度も様々にあり、実にややこしいと思います。
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今回は構造を分類の尺度として解説していきます。緑内障といっても房水の詰まり方によってもわけられます。
まずは狭隅角緑内障について解説していきます。狭隅角緑内障には急性型閉塞隅角緑内障と慢性型閉塞隅角緑内障と開放隅角緑内障の3つにわかれます。
急性型閉塞隅角緑内障では、防水排出部にある隅角が短期間でふさがることによって、房水の排出が困難になります。そして排出機能が低下することによって眼圧が急激に上昇して発生します。急激な眼圧上昇は激しい頭痛や眼の痛み、腹痛、嘔吐などの症状を引き起こします。対処を遅れると、一晩で失明を引き起こす危険性があります。これは脳の神経と同質の神経でできており、栄養と酸素が不足するとすぐに死滅を始めます。そして再生しませんので、眼が失明を起こすことになります。ただし、頭痛や嘔吐のために脳の検査を優先的に行われ、一刻も早し処置が必要なのですが対処が遅れることもあります。
一方で、慢性型閉塞隅角緑内障 の場合は、房水排出部である隅角が部分的にふさがっているために自覚症状があまりなくて、徐々に視野狭窄の症状がおきる。
開放隅角緑内障の状態では隅角は開いたままなのですが、房水排出部の流れが詰まることによって悪くなり、発生していきます。緑内障に一番多いタイプで、約90 %を占めています。症状には慢性型閉塞隅角緑内障と同じで、自覚症状に乏しく、徐々に視野が少なくなっていきます。眼圧は正常であるが、視野に欠損がみられる正常眼圧緑内障も同じ症状を示す。このタイプの1つとされている。
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